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カナダ留学でプログラミングを学んでみた感想

英語とプログラミングができたらカッケーじゃん!と何とも薄い目的のためにカナダ留学を決意した私が、語学学校(ESL)を卒業し、カナダでプログラミングを学ぶために実施したことや学校で勉強したときの感想を記載しようと思います。(個人的な感想は最後にまとめています。)

ちなみに語学学校(ESL)は月単位でいつ辞めてもいつまで続けても大丈夫なので、自分で卒業を決定したって感じですね。。。

語学学校(ESL)については以下を参照ください。

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まずはプログラミングを学べる学校探し

学生ビザをとるために、カナダ渡航前に語学学校(ESL)は決めてましたが、プログラミングの学校については、期間が空くので現地で調査してから決めることにしていました。

語学学校(ESL)に通いながらプログラミングの学校を探していたのですが、そのころにはバンクーバーに1年くらい住んでいて、土地勘も英語力も上がっていたので、プログラミングの学校を探すのにはそれほど苦労せずに洗い出せたと思います。

公立の学校とかもリストアップしましたが、私は留学生となるので、現地の人が優先とか、英語力のテストとか入学るのにはいろいろ面倒そうだったので、私立の専門学校のような感じのところに絞り込みました。

あちゃー。ミスった。。。

学校を調べていると、昼間働いていたりする人向けに夜間に授業を行っている学校が結構ありました。恐らく転職のために別のスキルを磨くのが一般的なんだろうと思います。

私も一石二鳥を狙って、昼間は語学学校(ESL)に通って、夜間にプログラミングを学べばいいじゃん!と安易な考えで、とある学校の申し込み直前まで手続きを進めていました。

そんなとき、たまたま語学学校(ESL)のコーディネーターと会話する機会があり、昼間は語学学校で、夜間にプログラミングの学校に通おうと思っていることを話したところ。。。

お前のビザは、この語学学校にこの期間通うためのビザだから、同時に複数の学校には通えないよ!」(注)

「そ、そうなの・・・!?」となった瞬間でした。。。

(注)私が行っていた当時そうであったということで、現在も同じかは不明です。

ありがたいことに、そのコーディネーターはプログラミングの学校に電話までしてくれて、「お前、そんなことも知らねーで生徒を受け入れてんのか?」みたいな事まで言ってくれてました。

そこまで言ってくれと頼んだ覚えはなかったんですが。。。(笑

まぁ、プログラミングの学校は、主に現地の人が生徒なのでビザに関してそれほど詳しくないのは理解できますが。。。

後日、そのプログラミングの学校の人から、「シアトルに一回行ってビザをどうのこうのしてくれば入学できますよ。」みたいな電話をもらいましたが、私の中では、同時に学校に通うのはいろいろと面倒みたいなので、語学学校をきちんと終わらせて、次のプログラミングの学校に通うことを決めていたので、その学校に入学するのはやめました。

学生ビザに関しては語学学校のコーディネーターはかなり詳しいと思いますので、何かあったら相談するとよいと思います。私の場合はかなり助けてもらって、本当に感謝してます。

語学学校(ESL)終了までの間バンクーバースクールボードで予習

本格的なプログラミングの学校は、語学学校(ESL)終了後に入るとして、それまでの期間に準備として何かないかと探していたところ、夜間に誰でも参加できて、ビザとかも関係ないバンクーバースクールボード(Vancouver School Boardというものが存在することを発見しました。(これもビザが必要かとかを語学学校(ESL)のコーディネーターに確認してもらいました。感謝!)

スクールボードは強いて言えば日本でいうカルチャーセンターみたいな感じでしょうか。ダンスとか手芸とか色んな趣味の講座があり、そこにはプログラミングの講座もありました。(お値段もお手頃だったと思います。)

どうせならと私は語学学校(ESL)終了までの間、予習としてスクールボードのプログラミング講座を夜間に受けることにしました。

留学生の私が現地の人向けの学校で授業についていくには、プログラミングの知識をある程度知らないと脱落してしまう可能性があったので。。。

講座によって場所はまちまちですが、プログラミング講座の場合は、主に市内の高校のコンピューター室を借りて実施していました。なかなか現地の高校に潜入(?)する機会はないので、ある意味貴重な体験でした。

また、昼間働いている人が夜勉強しに来ていたので、現地の人と会話する機会もできて非常によい経験ができたと思います。だいたいの会話は、講師の愚痴でしたが。。。(笑

ちなみに語学学校(ESL)のコーディネーターもスクールボードの存在は知らなかったみたいで、私が相談に行ったときに、私も通う!と言ってフラダンスを習い始めたらしい。。。(笑

語学学校も終了し、いよいよプログラミングの学校に入学

またしてもトラブル・・・

語学学校(ESL)で英語力を上げ、バンクーバースクールボードである程度プログラミングの予習をし、学校を決めて金払ってあとは授業の開始を待つのみまで、準備万端で臨みましたが、ここでもまたトラブルが。。。

語学学校とは違い、約1年くらいのコースで入学の期間が決まっているのですが、生徒が集まらなくて開始できないので開始時期を延長するとの連絡が。。。(ちなみに前回の学生ビザ問題があった学校とは違う学校です。)

既に金払ってるし、他の学校への変更も返金とか手間がかかるので、1回目は仕方がないと思っていたのですが、なんと2回も延長に。。。そんなに人気ないのか?とも思いましたが、後で聞いたところでは、このコースは夜間で生徒が集まりにくかったようですが、1回目のときに次は大丈夫と言っていたので、さすがに2回目は何か言った方が良いと思い。学校側と以下の交渉することにしました。

  • 返金してもらい、他の学校へ行く
  • 学校から何らかのオファーをしてもらう

何度か話し合いを行い、交渉を行いましたが、ここは、語学学校(ESL)に比較的長く在籍した甲斐がありました。今までの日常会話とは違う英語を使う必要があってめちゃくちゃビビりましたけど、なんとか交渉して最終的に学校側としては生徒が減ってしまうのは困ると判断したのか、特別オファーを提示してくれました。(簡単に言えば、割引みたいなことです。)

正直、新しく学校探すのも手続きも面倒だったので、私も了承し、2回の延長を経てこの学校に入学しました。

実際の中身はどうだったか

出だしからつまづいて、しかもクレームを入れたせいで学校側からは(恐らく)目をつけられていたと思われたため、先行き不安な状態でしたが、ある一人の講師との出会いが不安をかき消してくれました。

その講師は、普通の学校では恐らく出会えないと思われる本物でした。大手企業でプログラマーを経て、マネジメントとかを経験後、自分と仲間で会社を立ち上げ、巨額の利益を勝ち取った後、もうお金は要らないとのことで会社を抜けて、やりたいことをすべてやって、当時、たまたまこの学校でプログラミングやシステムについて教えているとのことでした。(恐らく後世に伝えていきたいみたいな感じでしょうか)

授業とかも、講師自身の成功や失敗の話とかの実経験の話をいっぱいしてくれてとても有意義な授業でした。

プログラミングに関してのカリキュラムは他の学校も似たような感じだったと思うので、講師の良し悪しは結構重要かと思いました。

夜間のコースだったので、人数はそれほど多くなく、クラスメートもいわゆる学生ではなく社会人も多かったですが、みんな本当にいい人ばかりで、みんなでわからないところを教えあったり、雑談したり、休憩時間になると講師がほぼ毎日ピザを奢ってくれて小規模ピザパーティーみたいな感じで本当に楽しかったです。(多分、講師はお金には困っていないw)

本当に授業が楽しかったので、必死に宿題をこなし、自分でも別途勉強してスキルを上げていくことができたと思います。

ちなみに、こういう風に書くと楽に卒業できるように思われるかもしれませんが、全然楽ではないので補足しておきます。現にクラスメートの何人かは途中で脱落しましたし、テストとか本気で勉強していないと落第点となり、修了証はもらえません。多分、この頃が私の人生の中で1番勉強した時だったかもしれません。

学校としてどうかというよりも、むしろ実経験豊富な講師に教えてもらうことができたので私はこの学校で良かったと思っています。

まとめ

カナダ留学でプログラミングを学んだ私の経験から思ったことを以下にまとめます。

  • プログラミングの学校など、留学生が対象じゃない学校に入るなら、ある程度英語は勉強しておいた方がよいかも。
  • 語学学校に行っているならば、ビザの問題とかは語学学校のコーディネーターに相談するとよいかも。
  • いきなりプログラミングを学校で学ぶのではなく、ある程度自分で勉強しておいた方がよいかも。(留学生の英語力のハンデを補うことも可能かと)
  • プログラミングに関してのカリキュラムはどこの学校も同じような感じだったので、実経験豊富な講師であることが重要な気がする。

学校で学ぶのはあくまでも基礎なので、その後は自分で学習してスキルを上げていくことになると思います。また、講師も言ってましたが、この分野は常に新しい技術が入ってくるので、自分で勉強していくことが必要になると思います。(この分野に限らずかもですが)

本とかネットとかで独学でプログラミングを学ぶ人も多いかと思いますが、今はオンラインなどでプログラミングを学べるようになってきているようなので、そういったものをフルに活用して自身のスキルアップを目指していくのも良いかと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。では、また。