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英語力ほぼ無しでカナダ留学して実施した英語勉強法

英語力ほぼ無し。飛行機乗ったこと無し。加えて人見知り。そんな私が留学するぞ!と決意し、カナダのバンクーバーに到着してからの私の留学体験記です。今回は私がバンクーバーに留学した最初のころに実施していた勉強法について記載します。

留学準備のときに短い期間で実施した英語勉強法?は以下を参照してください。

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PictureDictionary:身の回りの単語を知らな過ぎる件の対策

渡航して初めのころは、いわゆる生活に必要な身の回りにある物を英語でなんて言うか知らな過ぎて、会話の中でいいたい単語をいちいち調べないと話ができなくて苦労しました。もちろんESLの学校でもいろんな単語を学んではいますが、私の場合は、全然足りないので学校以外でも自分で学ぶ必要がありました。

まず、自分の単語力が現地の幼児レベル以下であることを認識したうえで、小さいころに自分で物の名前とかをどうやって学んだかを考えました。明らかに文字だけで覚えた記憶はなく、必ず絵と一緒に覚えていたと思います。

そこで私が行きついた答えは、子供向けの「Picture Dictionary」を購入し、そこに出てくる単語を絵を見ながら覚えていくというものでした。Picture Dictionaryは身の回りの物の名前や日常の動作、感情の表現とかが網羅されており、日常で使う身の回りの単語はほぼこれで事足りるのでは?と思います。

文字だけではなく、絵を見て視覚的に覚えて、どういう風に使うかを例文を使って覚えていくのがポイントだと思います。すぐに身につくわけではないので、覚えたら実践で使ってみて徐々に習得していく感じでしょうか。

私の経験から、PictureDictionaryは英語初心者には非常におすすめです。

テレビを見る:リスニング力を上げる対策

最初のホームステイ先では、まず何を言ってるのかわからないので会話が成り立たないのを経験したので、リスニング力を上げるのは非常に重要だと感じました。

自分が幼児だったらどういう風に言語を学んでいくかを考えたときに、やはり最初は親から言葉を聞いて音から覚えていくものだと思いました。もう幼児ではないし、英語を話す親がいるわけでもないので、頼りになるのはテレビとか映画を親代わりに音から英語を入れていくことにしました。(当然、学校や普段の生活からもリスニング力は鍛えられますが、それ以外での対策です。)

私が最初のホームステイ先では部屋にテレビがなく、この対策ができませんでしたが、その次のホームステイ先では自分の部屋にテレビを置かせてもらい、環境を整えました。ちなみにテレビを見るには有料となります。日本でいうスカパーやWowWowと契約するみたいな感じですかね。

最初のころはキッズ用の番組とかを中心に見ていました。何言ってるのかわからなくても、とにかく見る。映像をみて何言っているのかを推測する。ということを繰り返しました。そのうち部分的に単語が拾えたり、短いフレーズが聞こえるようになってくると思います。たぶん。。。

キッズ向け番組はレベルに合っているので勉強にはいいのですが、さすがに内容が単純なので、だんだん飽きてきました。そこで今度はドラマに挑戦していくことになったのですが、よく見ていたのはシチュエーションコメディーです。よくドラマの最中にどこからか観客を想定した笑い声が入ってくるやつです。

おすすめは「フレンズ(Friends)」ですかね。(ちょっと古いですが)学校の先生もこの中で使われる英語は、普段ネイティブスピーカーが使っているもので実用性が高く、英語の勉強には最適と言っていました。

コメディーなのでジョークが多く、これを理解するのはハードルが高いと思いますが、細かいところは気にせずにストーリーを楽しむ感じで見ていくのがよいかと思います。これも最初は何言ってるのか全くわかりませんでしたが、徐々に単語とかフレーズとかが部分的に聞こえてくるようになってくると思います。たぶん。。。

あとは、聞こえたフレーズや単語がどういう意味かを字幕で確認して調べたり、学校の先生やホストファミリーに聞いたりして身に着けていくの繰り返しだと思います。

コーヒー+αを毎日買う:会話の実践

これも学校とかで会話する以外の話ですが、バンクーバーのダウンタウンにはコーヒーを売っているところがたくさんありました。シアトルが近いからかもしれませんが、スターバックスもいっぱいあるし、朝はみんなコーヒーをもって歩いていた印象があります。

バンクーバーでは、コーヒーを買うときに限らず、レジで何かを買うときは、ちょっとした会話が始まることが多いかと思います。(時と場合にもよりますが)初めはこれになかなか慣れなくて、ついつい注文を先走ってしまうことが多々ありましたが、何かを買うこと自体が会話のレッスンにもなりえます。

これを利用しないのはもったいないので、私は毎日手軽にできるコーヒー+αを買うことを習慣にしていました。もちろん初めからうまく会話はできないと思いますが、継続は力なりですね。

以前、ハムチーズベーグルが食べたかったので、「ハムチーズベーグル、プリーズ」と私が言ったら、店員から「3$だよ。」って返ってきたり。。。(ハムチーズ=How match is・・・ に聞こえたと思われ。。。)

そんなことは頻繁に起こりますので、気にせず会話を楽しむことができれば良いかと思います。

学校で使った本で学ぶ:文法の対策

文法に関してはあまり重要視していませんでしたので、学校で使った本で賄うこととしました。学校の授業でこの本で学んだことを家で復習する形で文法を学びました。

文法と聞くとカリカリと勉強するイメージがあると思いますが、この本は文法を学んだあとにOralパートといって学んだ文法を使って会話をするような構成になっており、学校でもノートをとるだけの授業ではなく、クラスメートと会話をして文法を身に着けていくスタイルでした。

私個人としては、日本で勉強した文法をイメージするとちょっとギャップがあったように思います。ESLで学ぶ文法は日常に使える英語につながっているように感じました。

日本であまり勉強してなかっただけかもですが、ESLで学んだ文法は「へ~、そうなんだ」と思わせるものが多かったと思います。この本1冊で文法に関しては十分だったような気がします。

終わりに

日本でよく中学、高校で6年間英語の勉強をしたのに、英語ができないと聞きますが、私個人としては、6年間のうち英語に接する時間はどれくらいだったかを振り返ると、授業時間以外に英語に触れる時間はなかったと思います。その時間ってものすごく少ないと思っていて、それだけで英語ができたら逆にすごいことなのではないかと思ってしまいます。

これまでに留学せずに英語ができる人に数人あったことがありますが、共通していたのは海外ドラマとか映画をよく見ていて、そこから英語を学んだということでした。また、今はオンラインで英語が学べたり、アプリで英語を学べたりと英語に触れる時間を増やすことで、留学しなくても英語脳を作る環境はあるのではないかと思ってしまいます。

ただ、習得に時間はかかると思いますので、早く習得したい場合は、やはり留学が早いのかもしれませんね。最近はアジア圏で英語を学ぶ留学もあると思うので、自分に合った英語の習得方法を探すのもよいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ではまた。