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バンクーバーでの語学学校と現地でのTOEIC勉強についての感想

英語力ほぼ無し。飛行機乗ったこと無し。加えて人見知り。そんな私が留学するぞ!と決意し、カナダのバンクーバーに到着してからの私の留学体験記です。今回は私が通っていた語学学校(ESL)についての経験と現地でTOEICコースを受けた感想を記録したいと思います。

カナダのバンクーバーに英語とプログラミングを学ぶために留学を決意した私は、留学エージェントを利用して語学学校とホームステイの手続きをしてもらいました。

ホームステイの感想については以下を参照ください。

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ESLとはなんぞ?

ESLとは「English as a Second Language」の略で、英語を母国語としない人に向けた英語を学ぶための学校だとか、クラスとかコースみたいなものだと思っています。。。正確にはよく知りませんが、要するに留学生が学ぶ英語ってことでしょうかね。

バンクーバーには結構いっぱい語学学校(ESL)があります。私は1つの学校しか行っていないですが、複数の学校を経験する人もいるようです。

ESLでは結構幅広く文法・会話・読み書き・リスニングなど総合的に英語を学びます。また、ビジネス英語やケンブリッジとかTOEICとかのコースを設定してる学校もあります。私の通った学校もそれらのコースが設定されていました。

ESLクラスのレベル分け

私が通った学校は、毎月入学が可能で、初日はオリエンテーションとレベル分けのテストを受けることになります。

テスト内容は、文法と会話です。文法の問題はもちろん英語で出題されますが、英語力ほぼ無し(英検4級程度)の私でも何とかなる内容だったと思いますが、問題は会話です。。。軽い挨拶をした後、日常会話のような感じで会話のやりとりをする感じですが、当然、聞き取れないし、何て返していいかもわからず、数少ない単語とジェスチャーでしのぎました。(実際はしのげていませんが。。。汗)

そして結果が発表され、レベルごとのクラスが決定します。私のクラスはB2となっていました。当初B2ってまぁまぁ良い方なんじゃないか?と思っていました。というのもクラスはレベルが高い方からA,B,Cの順だと本気で思っていたんですね。。。

実際のクラスは上から

A:Advanced(上級)(A3~A1)、I:Intermediate(中級)(I3~I1)、B:Beginner(初級)(B3~B1)となっていました。つまり私のクラスはB2でしたので、下から2番目ということですね。。。(そりゃそーだ)

クラスメートの構成と季節

私が通っていた学校は、なるべく同じ国の人が偏らないように入学に制限をかけていたようですが、ビギナークラスはどうしてもアジア系が主流となります。ちなみにアジア系以外ではスイス人が2人でした。当然、日本人も多いです。また、季節にもよりますが、夏は日本人がどっと増えます。

バンクーバーの夏はSummerTime(夏時間)で21:00くらいでもまだ明るい感じで、気温もそれほど高くなく、湿度もそれほど高くなく、ものすごく過ごしやすかったです。夏休みを利用して短期留学に来るのも納得ですね。

ところが11月くらいになると、あんなに晴れの日が続いていたのがウソのように、ずーっと雨。。。毎日雨。。。確か4月くらいまでずーっと雨だったという記憶しかありません。しかも冬は夕方の時間に既に暗くなります。(もちろん降ったりやんだり、曇りの日もあったと思いますが、印象としては雨、雨、雨です。)

もし、バンクーバーのESLの学校で日本人が少ない方がいいと思うならば、冬に来ると夏よりは比較的少なめだと思います。あとは、渡航前にいっぱい勉強して最初のクラスを中級にするもの一つの手かと思います。

中級クラスになると、日本人を含むアジア系の割合が減り、ヨーロッパ系や南米系の割合が増えます。このクラスではいろんな国の人と知り合えると思います。私の経験だと、アジア系以外ではスイス、ドイツ、コロンビア、アルゼンチン、ブラジル、チリといった具合でした。いろんな文化に触れることができて貴重な体験だったと思います。

ビギナークラスだと日本人同士でロールプレイとかやらなくてはならず、勉強にはなるので我慢してやりましたが、正直苦手でした。最近はオンライン英会話とかアプリとか、動画とかで英語を学べるので、渡航前にできるだけ英語を学んでおいて、中級クラスを狙うのもありかと思います。

学校がコーディネートするアクティビティー

私が通った学校には、アクティビティーのコーディネーターがいました。アクティビティーは、アイスホッケーの観戦やコンサート、ハイキングとか様々です。

参加するには別途お金がかかるので、私はあまり参加していなかったですが、学校の先生も参加し、クラスとかも関係なく参加できるのでいろんな生徒や先生と交流できたりするいい機会かもしれません。バンクーバーのほとんどのESLの学校にはこういったアクティビティーがあると思うので、チェックしてみてもよいと思います。

アクティビティーとはちょっと違いますが、気軽に参加できるものでは学校終わりにBarで飲むっていうものもありました。そこには先生とかも普通に飲みにきていて、飲みながら会話したりビリヤード(Pool)を一緒にやったりすごくいい勉強になりました。

ちなみにBarとかに入るときやお酒を買ったりするのに年齢確認は結構厳しいです。日本人は若く見られるので、声を掛けられて入店拒否となるケースをよく見かけました。ですのでパスポートなど年齢を確認できるものを持って行った方がよいですね。

現地でTOEICを受けた感想

私も記念にTOEICコースを受けたことがありますが、私の場合、目的が「英語とプログラミングができたらカッケーじゃん!」でしたので、TOEICの勉強はほとんどしていませんでした。個人的には、TOEICのスコアアップだけを目指すなら日本でも勉強できると思います。私の中ではいわゆる受験勉強に近く、ESLとは違うTOEICのための勉強が必要になると思っています。

ちなみに英語力ほぼ無し(英検4級程度)の私でも少しだけTOEICのための勉強はしましたが、現地滞在1年ちょっとくらいで700点くらいは取れました。さすがにListeningパートは1年も現地にいればそこそこ取れますが、スコアをさらに上げるにはReadingパートの対策が必要なんだと思います。(私はやってませんが。。。)

友人とかは普通に800点を越えてたし、韓国人の知り合いとかは普通に900点を超えてました。TOEICのための勉強をちゃんとやれば、できる人はできるんだなぁと割り切ることにします。。。

ただし、900点を超えているような人が全員めちゃめちゃ読み書きも会話もネイティブレベルにできるかと言えば、そこはちょっと違うと思います。もちろんできる人はたくさんいると思いますが、実際900点越えの知り合いはESLコースで私と同じレベルのクラスメートでしたし。。。

ちなみにTOEICは主にアジアでの認知度が高いので、TOEICコースをとるとクラスメートは日本人と韓国人がメインになります。

TOEICの対策の本や問題集はたくさんありますので、自分の目標スコアにあったものを探して対策をするのもよいかと思います。

終わりに

ESLの学校に通って良かったことは、英語の勉強だけではなく、いろんな国の人との出会いだったりします。また、現地で出会う日本人も貴重な出会いだと私は思っています。

バンクーバーに留学するならば日本人留学生は多いし、だからといって日本人と会話しないではなく、そういった出会いも大切にしながら、英語を習得するのもよいのではと思います。もちろん、現地で日本語を使う時間を少なくするのは重要ですが。。。

TOEICについては、現地で勉強するのは個人的にはもったいない気がしました。せっかく現地にいるのに、TOEIC用の音声を聞いてListeningの対策を行い、TOEIC用の問題集を解いてReadingの対策を行うならば、ESLコースで日常使える英語を学び、他の生徒や先生と会話をした方が私はよいと思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ではまた。