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Switchで子供にプログラミングをやらせてみた感想(ナビつきつくってわかるはじめてゲームプログラミング)

最近、小学校でもプログラミング教育が必須化されたとかをよく耳にしますが、我が家でもちょっと子供に慣れさせてみようと何か良いものはないかと探していたところ、普段子供たちが遊んでいるSwitchに「ナビつき つくってわかる はじめてゲームプログラミング」なるものがあるではないですか。今回は、プログラミング経験がある私が子供にやらせてみた感想を記載しようと思います。

ナビつきつくってわかるはじめてゲームプログラミングの仕組み

任天堂の開発室から生まれたプログラミングソフトだそうで、ノードンと呼ばれるオブジェクトのようなものを線でつないで振る舞いを決めていきプログラミングを行っていくものでした。

オブジェクトというとよくわからないかもですが、例えば「人」であったり、「ボタン」であったり、「スティック」であったり、ゲームを作るうえで必要な部品がなんちゃらノードンという形でいっぱい存在しています。

「人」ノードンには「前後」、「左右」、「ジャンプ」、「アクション」といった振る舞いが用意されており、「ボタン」ノードン(Bボタン)から「人」ノードンの「ジャンプ」に線をつなぐと、Bボタン押下時に人がジャンプでき、「スティック」ノードン(左右)から「人」ノードンの「左右」に線をつなぐと、スティックの左右の操作で人を左右に動かせるといった感じです。

プログラミングというとコードを書くといったイメージがあるかもしれませんが、このソフトではコードを書くのではなく、必要なノードンを配置して、ノードン同士を線でつなげていき、目的の動作(振る舞い)をするようにプログラムするというものなので、難しいプログラミング言語の知識はなくて大丈夫です。子供でも取っ掛かりやすいのではないかと思いました。(そもそも子供向けなんだと思いますが。。。)

ナビつきつくってわかるはじめてゲームプログラミングの構成

ノードン同士を線でつなげていき・・・と言われてもいきなりゼロから作るのは無理ではないかと思いますが、そこはきちんとステップバイステップで習得できるような構成になっていますので、ご安心ください。

構成は大きく以下のようになっています。

  1. ナビつきレッスン
  2. フリープログラミング

ナビつきレッスンでは、以下の7種類のゲームを題材にしてゲームの種類に合わせた代表的なノードンの説明と使い方をボブ君という丸い物体(笑)が丁寧に教えてくれます。

  1. 2人対戦おにごっこバトル
  2. コロコロボール
  3. AlianShooting
  4. Go!Go!アスレチック
  5. 謎解きの部屋
  6. エキサイトレーシング
  7. 3Dアスレチックワールド

各レッスンの後には、チェックポイントというものがあり、学んだノードンの知識を活用したパズルがあります。子供がわからないよ~!って聞きに来たやつを何の知識もなくやってみたのですが、これが結構楽しく、子供そっちのでやってしまいました。。。(汗)

最初の方は簡単にできますが、後半になってくるときちんと各レッスンを理解していないと解けないので、子供に聞かれたときは、「ノードンガイド」というレッスンで登場したノードンのおさらいを見てから、子供に考えさせるようにして教えています。(多分、子供は理解していない。。。汗)

フリープログラミングは、文字通り自分のオリジナルゲームを作るものですが、子供たちはまだどんなゲームを作りたいかを考えている最中?かと思われるので実施していないようです。。。(そもそも考えていない可能性もありますが。。。)レッスン1(2人対戦おにごっこバトル)が終了すると選択できるようになります。

子供にやらせてみた感想

私自身はプログラミング経験がありますが、プログラミングをやり始めたきっかけはやはりゲームでした。私が幼少のころはいわゆるゲーム機は買ってもらえなかったので、どうにかゲームをやる方法を考えていたところパソコンという存在を知って、ゲームだけじゃなく勉強にも使えるみたいなプレゼンを親にしたのを覚えています。(実際はゲームしかやってないですが。。。)

そのうち自分で作ってみたくなって、本とかでプログラミングコードを見てそのまま打ち込んで動かして遊んでいました。そのまま打ち込んでも、ゲーム画面として動くとうれしいものでした。

成功体験を得られるかも

このソフトは、そんな難しいコードを打ち込むことなく、子供がこうやりたいと思ったことが、比較的簡単に実現することができるので、たくさんの成功体験を得ることができるのではないかと思いました。

考える力を養えるかも

もちろん思ったように動かないこともあると思いますが、そこはプログラミングの世界ではよくあることで、どうやったら思ったように動かせるかを考えて実行しては失敗して、また考えて実行しての繰り返しかと思います。いわゆるTry&Errorってやつですね。

プログラミングの予備知識が得られるかも

コードを打ち込まないので、プログラミング(いわゆるプログラミング言語的なもの)の知識はつかないのでは?と思われがちですが、プログラミング経験のある私から見ると、プログラミングの要素はそれなりに含まれていると思います。

例えば、2つの数を並べて条件通りかを判定する「くらべるノードン」とかは、プログラミング言語でいうと「IF文」みたいな要素をもっていたり、一定時間待つ「タイマーノードン」とかもプログラミング言語でいう「Timer」とかの要素をもっていたりで、将来的にプログラミング言語を学ぶときも、個人的には役に立つような気がしています。(あっ、これってXXXノードンと同じだ!みたいな。)

兄弟で2台同時にこのソフトを遊びたい・・・

Switchあるあるかもしれませんが、我が家には2人の子供がいてSwitchも2台あります。2人で同時に遊べないともめ事が発生するので、我が家では1本のダウンロード版ソフトを2台同時に遊べるようにしています。(同じソフトを2本買いたくないし。。。)

我が家が実践している方法を以下に記載していますので、参考にしてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございます。ではまた。